金曜の夕方。ISFP のあなたは、今夜の約束を、静かに楽しみにしていた。 友人と、写真展に行く約束だった。前から気になっていた写真家の、初めての個展。その人の切り取る光や色が、ずっと好きだった。実物を、自分の目で見てみたかった。 夕方、支度をしながら、ISFP は、使い慣れたカメラを、かばんに入れた。展示のあと、気が向いたら、街を撮って帰るかもしれない。首から下げるには少し重い。それでも、こういう夜はなんとなく連れていきたくなる。 さあ、そろそろ出かけよう。ISFP が、玄関で靴に足を入れかけた、そのときだった。




