火曜日の朝。 INFJ が最初に見たのは速報じゃなく、友達からの短いメッセージだった。 「ねえ、これ本当?」 次に家族。 次に職場。 最後には、普段あまり話さない人からも。 INFJ は一つずつ返した。 「落ち着いて」 「水を持って」 「一人で動かないで」 本人も怖い。 でも怖がる順番は、いつも自分が最後になる。
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Scenario / Zombie
最初の一手
INFJ
提唱者
「畳まれた毛布だけを残して消えた、優しい人」
Prologue
「大丈夫?」を、先に言ってしまう人がいる。 ゾンビが来る前に、その人だけ先にすり減っていることがある。 今日の主役は、INFJ。 畳まれた毛布だけを残して、ある朝いなくなった人。
Phase 01
Phase 02
ここがさ、INFJ を見ていてつらいところ。 この人は、ただ優しいだけじゃない。 相手の「もう無理かも」を、言葉になる前に読んでしまう。 避難所でもそう。 泣いている子の横に座る。 怒っている大人の言葉をやわらげる。 誰かの沈黙を見て、「この人、もう限界だ」と気づく。 でも自分の限界だけは、見ないふりをする。 自分の心が空っぽでも、誰かのコップに水を注いでしまう。

Phase 03
30 日目の夜。 避難所の空気は重かった。 誰かのため息。 誰かの怒鳴り声。 誰かの「大丈夫だよね?」。 INFJ は、その全部を自分の中に入れてしまった。 そして朝。 いつも INFJ が寝ていた場所には、きれいに畳まれた毛布だけがあった。 書き置きはない。 説明もない。 ただ、誰も起こさないように毛布を畳んだ手つきだけが残っていた。
Phase 04
みんなは後になって気づく。 INFJ は助けを求めなかったんじゃない。 求める前に、また誰かを助けに行ってしまった。 優しさが限界を越える音は、たぶん誰にも聞こえない。

Epilogue
INFJ の生き様、どうでしたか? 「大丈夫?」を言う人ほど、大丈夫じゃない時がある。 思い当たる友達がいたら、そっと教えてあげて。