心理測定指標の解説
MBTI-Pro は、心理測定(psychometrics)の主要指標のうち、現実的に個人受検の範囲で推定できるものを 結果画面に反映しています。ここでは各指標の意味と、本サイトの取り扱いを解説します。
クロンバックα係数
内部一貫性(同じ概念を測っているはずの質問群が、どれくらい揃った反応を引き出しているか)を 示す指標。0〜1 の範囲で、一般に 0.70+ で許容可、0.80+ で良好 とされます。
α = (k / (k-1)) × (1 - Σσᵢ² / σ_total²) k: 項目数 σᵢ²: 各項目の分散 σ_total²: 合計スコアの分散
本来は母集団データから算出しますが、個人受検 1 回分では標準的な α は計算できません。 本サイトでは以下の 3 要素を合成した 「擬似α係数」 を軸ごとに提示しています:
- ・逆転ペアの符号一致率
- ・軸内の回答分散
- ・中央回答率(高すぎるとペナルティ)
内部一貫性信頼性
一度の受検の中で、同じ概念を測る質問群がどれくらい似た回答を引き出しているかを測る信頼性の一種。 クロンバックα係数はこの代表的な推定量です。
再検査信頼性
同じ受検者が時間を空けて再検査したとき、結果がどれだけ安定しているかを示します。 性格特性の真の安定性を評価する指標で、現状本サイトでは 測定できません。 v2 以降、再受検データが蓄積され次第、報告します。
本サイトでの計測値(暫定)
| 指標 | 目標 | 現状 |
|---|---|---|
| 各軸 擬似α(平均) | 0.80〜0.85 | 運用開始後に暫定値を公開 |
| ファセット擬似α | 0.70〜0.80 | 10問/ファセット到達後に測定 |
| 再検査信頼性 | 0.75+ | v2 以降 |